花粉シーズンは、目のかゆみ・鼻づまり・くしゃみで集中が切れやすく、プレーも滞りがち。
この記事では、ギアの細かな比較や医療の専門解説ではなく、ラウンド中の段取り(プレーファスト)と体調管理にフォーカス。
ティーイングエリアからグリーンまでの動線、風向きの使い方、ショット合間のミニ休憩、同伴者への配慮まで、スコアとマナーの両立を狙います。
目次
まず結論(30秒サマリー)
- 段取りで時短:プレーファストの基本+「2本持ち」「次打の仮決定」「役割分担」。
- 風下に立たない:花粉が流れる方向(風下)を避け、風の読み方をマナーと体調管理に活用。
- ミニ休憩を仕組み化:ティーアップ前/2打目地点到着時/グリーン到着時の3箇所で目薬・鼻ケアの“短時間ルーティン”。
- 判断をシンプルに:迷う番手を減らし、センター+安全サイド基準(安全サイド)。
- 同伴者配慮:くしゃみ・目薬タイミングは他人のショット中を避ける。旗・カート操作の役割交代で全体の流れを守る。
花粉シーズンに起きる“プレー上の困りごと”
花粉症の症状は身体だけでなく、意思決定と段取りにも影響します。目がかすむとターゲットが取りにくく、鼻づまりは呼吸のリズムを乱し、くしゃみや鼻をかむタイミングで進行が遅れがちです。技術論を深追いする前に、まず動線と役割を整えると、プレーもスコアも安定します。
プレーファスト:花粉時期の“段取り最適化”
ティーイングエリア
花粉の強い日は、最初の30秒の準備でラウンド全体の流れが決まります。
- 2本持ち:次打の候補クラブを2本準備(番手上下)。カート往復を減らす。
- 仮プラン口頭確認:「右OBなので左サイド狙い→外れは右OK」など、1フレーズで安全サイドを共有。
- 風下を避ける整列:打者の風下に立たない(花粉マナー+安全)。
フェアウェイ〜2打目地点
移動中の“ながら準備”で、症状ケアと時短を両立。
- 移動中に仮決定:残り距離を見たら番手を先に決める(迷い時間をゼロに)。
- 短時間ルーティン:到着したら10秒で目薬/鼻ケア→素早く素振り1回→実行。
- 役割分担:旗持ち・カート操作・クラブ受け渡しを交代制に(全員が動ける人になる)。
グリーン周り
視界や鼻の違和感でライン読みが長くなるのが花粉時期の典型。読む前の段取りで短縮します。
- 先に距離感:ラインに入る前にタッチ基準だけ先決(距離感)。
- Ready Golf:準備ができた人から打つ(安全確認の上)。
- 片付け先行:ホールアウト直前に自分のボールマーク・グリーンフォークを戻しておく。
風向きの使い方:体調管理 × マナー
花粉は風下に流れるため、風の読み方は距離だけでなく立ち位置の配慮にも役立ちます。
- 待機位置:打者の斜め後方・風上側に立つ(花粉も打球も安全)。
- くしゃみ・鼻をかむ:風下方向を避ける。ショットの前後は短時間で。
- 粉塵多い斜面:斜面を登りながらの素振りは砂塵が舞う。素振りは平らで風上側に移してから。
判断をシンプルに:迷いを減らす“型”
花粉で集中が乱れた日は、複雑な判断=ミスの入口。意思決定をテンプレ化します。
- ターゲット:センター+安全サイド固定。端ピンは乗ればOK。
- 番手:迷ったら上の番手でコンパクト。風や高低差は 風の戦略・高低差をシンプル補正。
- ショートゲーム:転がし優先で再現性を確保。上げるのは転がせないときだけ。
体調管理:ラウンド前・中・後の“最小限で効く”コツ
以下は一般的な工夫です。医薬品や治療は必ず医師・薬剤師の指示に従ってください。
- 前:スタート30分前に手洗い・顔洗いで付着花粉をリセット。水分摂取で喉を潤す。
- 中:ショット直前は避け、移動中か待機中に目薬・鼻ケア。小型タオルでこまめに顔・手・グリップを拭く。
- 後:クラブハウスに戻ったら手洗い・洗顔・うがい→花粉の再付着を最小化。
同伴者への配慮:止めない・汚さない・譲り合う
- ショット中は静止:くしゃみ・鼻をかむ・点眼は人がアドレスに入っていないタイミングで。
- ティッシュ処理:ゴミ袋を1つ共有して、ポケットからの落下を防止。
- 役割交代:症状が重い人がいれば、旗持ち/カート操作を周囲がフォロー。
OK/NG早見表(花粉シーズン編)
| 行動 | OK/NG | ポイント |
|---|---|---|
| 2本持ち+移動中に番手仮決定 | OK | 症状で集中が切れても、迷い時間をゼロに |
| 打者の風下で待機 | NG | 花粉も打球もリスク。斜め後方・風上へ |
| 端ピンを粘って狙う | NG | 判断がブレやすい日はセンター+安全サイド |
| ショット直前の目薬・鼻ケア | NG | 到着直後に10秒ミニ休憩を“仕組み化” |
| 転がし優先のアプローチ | OK | 視界が不安定でも再現性が高い |
花粉シーズンの60秒フロー
- 風向き確認(10秒):風上に待機、風下を避ける。
- 安全サイド決定(10秒):危険側の反対をひと言で共有。
- 番手仮決定(15秒):迷ったら上の番手+コンパクト。
- ミニ休憩(15秒):移動〜到着の間に目薬・鼻ケア・タオル。
- Ready Golf(10秒):準備できた人から安全に実行。
よくある質問(FAQ)
- Q. 症状が強い日は、そもそもプレーすべき?
- A. 体調第一です。無理は禁物。プレーする場合は、距離より安全サイドと段取りを優先してください。
- Q. マスクや眼鏡はスイングの妨げになりませんか?
- A. 個人差があります。違和感が強い場合は、スイングは8〜9割の力感で再現性を優先。曇りやすい環境では、構える直前に呼気を下へ逃がすなど工夫を。
- Q. ライン読みがつらいときは?
- A. 距離感→大枠ライン→最後に微調整の順で短時間化。迷ったらセンター狙いで2パット設計に。
- Q. 花粉の強い日にスコアを保つコツは?
- A. プレーファストを基盤に、2本持ち・Ready Golf・役割分担の3点を徹底。判断はセンター+安全サイドで固定化します。
- Q. 医薬品の使い方は?
- A. 本記事は戦略編です。医薬品は必ず医師・薬剤師の指示に従ってください。ラウンド前後の洗顔・手洗い・うがいは誰でも取り入れやすいセルフケアです。