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練習グリーンの使い方・マナー完全ガイド|スタート前10分で差がつくパター練習メニュー

ゴルフ場に着いて練習グリーンの前に立ったとき、「何をすればいい?」「マナー的に大丈夫?」と迷うことは意外と多いです。

練習グリーンは、長時間“打ち込む場所”というより、その日のグリーンスピードに距離感を合わせる場所
スタート前に10分だけでも上手く使えれば、序盤の3パットや焦りが減ってラウンドが安定します。

練習グリーンの使い方|スタート前にやるべきこと

結論から言うと、スタート前の練習グリーンは「距離感」→「1m」→「下り」の順でOKです。やることを絞るほど実戦的になります。

  • 距離感(3〜6m):まず“強さの基準”を作る
  • ショートパット(1m):ルーティンを固定して安心感を作る
  • 下り(2m前後):止めるタッチだけ確認(読み込みすぎない)

練習グリーンのマナー|やっていいこと・NG

練習グリーンで基本OKなこと

  • パターで距離感を合わせる(1m〜10m)
  • 上り/下り/スライス/フックを軽く試す
  • 混雑時は短い距離中心で、数球打ったら移動する
  • マーカーを使って、他人のラインを邪魔しないようにする

やりがちなNG(嫌われる・危ない)

  • 1つのカップを占有して延々と打ち続ける(混雑時は特にNG)
  • 他人のパットラインを踏む/跨ぐ
  • 他人が打つ方向に向けてパットを打つ(事故のもと)
  • 許可なくウェッジで上げる(芝を痛める・危険)
  • 走る/大声/スマホ通話など、周りの集中を切る行為

※マーカーの「ずらし方・戻し方」が不安な方はこちらもどうぞ。
▶ グリーン上のマーカーのずらし方と戻し方

混雑している練習グリーンでの立ち回り

人が多い日のトラブルは、だいたい「占有」「ライン踏み」「方向バラバラ」で起きます。
次の3つだけ守れば、ほぼ気まずくなりません。

  1. 1カップにつき3〜6球を目安に回転よく(1〜2分で移動)
  2. 同じ方向へ打つ人の外側に立つ(邪魔しない位置取り)
  3. ラインは「踏まない」より最初から避ける(大回りでOK)

声かけテンプレ(迷ったらこの一言)

  • 入っていいか迷う:「こちら、少しだけ使っても大丈夫ですか?」
  • 同じカップに入りそう:「同じカップ使わせてもらっていいですか?」

スタート前の練習メニュー(5分・10分・15分)

スタート前は「入れる練習」より距離感の基準作りが目的です。
混雑しているほど、短いメニューが正解。

所要時間目的やること(テンプレ)
5分最低限の距離感 ①3mを6球(強さの基準)
②1mを6球(同じルーティンで)
③下り2mを3球(止める感覚だけ)
10分3パット予防 ①6mを6球(強さ合わせ)
②3mを6球(外れ方の確認)
③1mを8球(回数固定。入るまで…はNG)
④上り/下りを各3球(タッチ比較)
15分傾斜も含めて安定 ①6〜8mを8球(ロングの距離感)
②3mを6球(外れ方の確認)
③1mを10球(ルーティンの再現)
④同距離で上り/下り/横傾斜を各3球

ロングパットの距離感をもう少し深掘りしたい場合はこちら。
▶ ロングパットの距離感(3パット減)

距離感を合わせるコツ(3パット予防)

コツ1:最初は「カップ」ではなく“止まる位置”を見る

スタート前に「入れる」意識が強いと、強く打ちすぎたり、読み込みすぎたりしがちです。
まずはカップの30cm先で止まるタッチを作るのが効率的です。

コツ2:同じ距離を連続で打ちすぎない

同じ場所から同じ距離を延々と打つと、上達というより慣れになりがちです。
距離感は「ちょっと違う距離でも同じタッチを出せる」ほうが実戦的。

  • 同距離は最大6球くらいで切り上げる
  • 3m→6m→1mのように距離を切り替える

コツ3:下りは“弱く”ではなく「浅く打ち出す」

下りで手先だけ弱めるとショートしがちです。
振り幅を小さくして、インパクトは緩めないイメージで試すと再現性が上がります。

3パット対策をまとめて読みたい方はこちらもどうぞ。
▶ 3パットを減らすコツ

よくある質問(FAQ)

Q. 練習グリーンでアプローチ(ウェッジ)はしていい?

A. 基本はNGです。アプローチ可の表示がある/専用エリアがある場合のみOK。迷ったらスタッフに確認しましょう。

Q. 練習グリーンは何分くらい使うのが適切?

A. 混雑状況によりますが、スタート前なら5〜15分で十分です。大事なのは「長さ」より「メニューの順番固定」です。

Q. 何球くらい持っていくのがマナー的に良い?

A. 2〜3球が扱いやすく、散らかりにくいのでおすすめです。多いほど“占有感”が出やすいので注意。

Q. 練習グリーンの速さと本番のグリーンは同じ?

A. 近いことが多いですが、天候やコース管理でズレることもあります。目的は「完璧に当てる」より“その日の基準を作る”ことと割り切るのがコツです。

Q. マーカーをずらしたあと、戻す場所が分からなくなります…

A. ずらす前に芝目の線・傷・同伴者の足元など“目印”を1つ決めるのがおすすめです。
▶ マーカーのずらし方と戻し方

まとめ:練習グリーンは「距離感」を作る場所

  • スタート前は距離感(3〜6m)→1m→下りの順でOK
  • 混雑時は占有しない・回転よく移動
  • 5〜10分のメニューでも、序盤の3パット予防に効く

ラウンド前にこのページを見返して、まずは10分メニューだけ固定してみてください。安定感が変わります。